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先輩社員インタビュー

「究極のチームワーク」である、
エネルギー開発事業に
人生を賭けて挑みたい。

石田 健太郎

2012年入社 米州事業本部 
業務企画

※所属部署・内容などは取材当時のものです。

写真1
業務企画

海外出張を頻繁にこなし、海外赴任の経験も持つ父の背中を見て育ったこともあり、就職活動を行う頃には自然と「グローバルな舞台で、海外を相手にスケールの大きな仕事をしたい」と思っていました。INPEXとの出会いは、確か大学4年生の頃に目に留まった新聞記事、「国際石油開発帝石(旧社名)」の手掛ける海外の油田開発案件に関する内容がきっかけでした。漢字ばかりが並ぶ印象的な会社名や取引金額の大きさに衝撃を受け、「日本にも、こんなにスケールの大きな事業を営む企業があるのか」と心底驚きました。その後、就職セミナーにも何度も足を運び、国際性、スケールの大きさ、社会貢献性といったINPEXの事業特徴に大いに魅了されると同時に、出会う社員の志の高さや情熱が、自分の思い描くビジネスマン像と重なりました。
また、幼少期からサッカー、高校、大学とロックバンドに明け暮れた経験から、仲間が一丸となって目標達成に向けて成し遂げていく醍醐味のある仕事をしたいと思っていました。そして、スケールは桁違いですが、社内の関係部署はもちろん、社外の共同事業パートナー、さらには政府組織も巻き込んだ、いわば「究極のチームワーク」が要求されるエネルギー開発事業に挑みたいと思い、入社を決意しました。

写真2

まさかの配属部署で、
チームリーダーを任されるまでに。

入社後、最初に配属されたのは、「人事ユニット 採用・人材開発グループ(当時)」です。この部署には3年半ほど所属し、新卒採用・中途採用・契約社員の採用をはじめ、若手社員の海外派遣研修や社内向け研修の計画、時には自らが研修講師を務めるなど、幅広い業務に携わることができました。
実は、入社式で配属部署が発表された時、まさか自分が採用担当に配属されるとは考えておらず、驚きのあまり、頭の中が真っ白になったことを今でも覚えています(笑)。しかしながら、INPEXは若手の登用・育成に積極的です。入社3年目(後述のマレーシア研修からの帰国後)にして新卒採用のチームリーダーを任され、「一から業務を企画し、上司・同僚へ説明を行い、社内承認を取り付け、自身が主担当として動かしていく」という大変貴重な経験ができました。次のステージに向けて大事なステップの一歩となりました。

写真3

入社3年目での悲願と現実。

入社3年目の春に、私にとって転機が訪れました。人事での業務経験しかなかったものの、海外研修生として数カ月間、マレーシア・クアラルンプール事務所で仕事をする機会に恵まれました。悲願だったプロジェクト関連業務を海外で携わることができる嬉しさと「自分ならやれる」という自信。今思えば本当に拙い根拠のない自信でしたが(笑)。入社以来、人事の仕事を通じて日々鍛えられてきたという自負もあり、「通常の研修生の2倍は仕事をするぞ!」と目標を立て、現地へ赴きました。でも、現実は想像とはるかに異なり、未経験の業務を正確かつ迅速に遂行することの難しさに打ちひしがれる毎日。それでもひたすら、目の前の業務を必死に取り組みました。
ただ、苦しいながらもここで得た学びは多く、現在も大いに生かされています。新たな環境で新たな仕事をするという全くごまかしのきかない状況下で、それまでの仕事のやり方を根本的に見直し、確かな成長を感じることができました。

写真4

過去から学び、プロジェクトを中心的な
立ち位置で切り回す。

入社4年目の1月から、現在所属するアメリカ・アフリカ事業本部(当時)に異動しました。ここでの主な業務は、①プロジェクトの管理・推進、②プロジェクト子会社(プロジェクトのために設立する特別目的会社)の管理、③社内コーポレート部門(経営企画部門・財務経理部門など)への情報提供の3つに大別されます。
私が担当するのは、南米・アフリカ地域にある5カ国・6プロジェクトです。担当案件の中でも、探鉱中、生産中、事業再評価中など各プロジェクトが置かれている状況は様々であり、国が違えば法制度、税制などが異なり、もちろんプロジェクトごとにパートナーも異なるなど、案件ごとに状況や課題が大きく異なるため、案件固有の情報を丁寧にインプットしながら、仕事を進めていく必要があります。
事業本部は、会社の様々な部門と連携し、専門的知見を借りながら意思決定を行う大変さはありますが、プロジェクトを中心的な立ち位置から俯瞰し、前に推し進めていくことができたと感じられるときは、言葉に表せないほどの大きなやりがいを感じます。

写真5

世界に通ずる組織体制を作りたい。

一日も早くプロジェクト担当者として、社内外から信頼を勝ち取るだけの知識、スキル、そして経験を身につけ、目の前にある仕事を担当者という次元でこなすだけでなく、リーダーシップをとって所属する事業本部をドライブしていける人材に成長すること、それが当面の目標です。そして、近い将来、海外駐在にもチャレンジしたいですね。また、新規案件を手掛け、海外で新規の事務所を立ち上げ、現地でのプロジェクト管理を主体としながらも、総務・人事といった事務所の体制作りといったことにも挑戦してみたいです。夢物語かもしれませんが、ゆくゆくは探鉱プロジェクトを生産プロジェクトにまでこぎつけ、当社の主要海外拠点であるオーストラリア、インドネシアやアブダビなどに匹敵する拠点を、所属するアメリカ・アフリカ地域で作りあげたい。そうした海外現場での経験をもとに、世界でINPEXのプレゼンスを高めていくため、社内の組織づくりなど事業体制面の強化にも挑みたいという野望もあります。
どんな状況下でも、自分が何を期待されているか正確に見極めながら、「自分は何がしたいのか、何ができるのか」を考え抜き、使命感や信念を貫き、充実感をもって仕事に打ち込みたいと思います。

写真6

「心の底から働きたい、挑戦したい」という
フィールドを見つける。

就職活動は、今後の長い人生において、「何がしたいか」「どうありたいか」が問われる場だと思っています。就職先を選ぶ際に、会社規模、事業環境の安定性や企業の将来性、報酬の多寡といった側面だけではなく、「心の底から働きたい、挑戦したい」というフィールドを見つけることが大事ではないでしょうか?
事業環境は流動的で一定ではありませんが、会社のミッション、事業内容や仕事はそう簡単に変わるものではありません。日々の仕事は地道な積み上げが多く、一社会人としてできることに限界もあり、時には思い悩むこともあります。壁にぶつかった時、「この仕事が好きだから選んだ」という思いがきっとモチベーションになります。限られた情報の中で、正しい選択をするのは難しいかもしれませんが、たくさんの社会人の話を聞き、最終的には自身の直感を信じてください。

休日の過ごし方

食べること、お酒を飲むことが大好きです。家で妻の作る料理を堪能したり、散歩がてら外食に行ったりして、休日はのんびり過ごすことが多いです。ギターが好きなので、毎晩つま弾きながら家で熱唱しています(笑)。最近は全くできていないですが、以前はライブ等で演奏もしていました。それ以外は、同期や友人とのゴルフ、ホームパーティ、フットサル等、積極的に休日も楽しむようにしています。

休日の過ごし方

ある一日のスケジュール

  • 08:30

    出社後、メールチェック。

  • 09:00

    担当案件で緊急対応が必要な事項につき、上司と相談。

  • 09:05

    担当案件に関する社内関係者を含めた会議を設定し、関連資料を作成。

  • 11:00

    担当案件に関する会議出席。

  • 13:00

    別の担当案件に関する契約書のレビュー。疑問点を纏め、社内弁護士に相談。

  • 15:00

    エリアスタッフに依頼した業務の進捗を確認。今後の追加業務の相談。

  • 16:30

    海外事業パートナーと電話会議。

  • 17:30

    電話会議の内容メモを作成。翌日のスケジュール、To doを確認。

  • 18:00

    業務を終え、帰宅。