イクシスLNGプロジェクトとは

当社は、1998年の公開入札により
本プロジェクトが位置する鉱区の探鉱権を取得、
2000年に試掘井にてイクシスガス・コンデンセート田を発見し、
探鉱・評価作業や基本設計作業などの開発検討作業を経て、
2012年に最終投資決定しました。
その後、約6年の開発期間を経て、2018年7月末から生産を開始し、
同10月にコンデンセートおよびLNGの出荷、
続く11月にLPGの出荷を開始し、以後、安定操業を継続。
日本の年間LNG輸入量の1割強をイクシスで生産しています。

イクシスLNGプロジェクトの位置

イクシスLNGプロジェクトの位置

主要施設

  • 沖合生産・処理施設

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    沖合生産・処理施設Central Processing Facility

    イクシスガス・コンデンセート田から産出された生産物をガスとコンデンセートに分離・処理を行う施設。
    日量最大1,657百万立方フィートのガスの処理が可能。大きさは約110メートル×約150メートルと、半潜水式の海上生産施設としては世界最大規模。

  • 沖合生産・貯油出荷施設

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    沖合生産・貯油出荷施設Floating Production Storage & Offloading Facility

    CPF(沖合生産・処理施設)にて一次処理したコンデンセートを受け入れ、貯蔵し、タンカーへ出荷する施設。
    長さ約336メートル、幅約59メートルと大型原油タンカーに匹敵する大きさで、100万バレル超の原油貯蔵能力を持つ。貯蔵された日量8.5万バレル(ピーク時)のコンデンセートをFPSOから出荷。

  • 海底生産システム

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    海底生産システムSubsea Production System(SPS)

    生産井から産出された生産物は、生産マニフォールドに集められ、専用パイプであるフローライン・フレキシブルライザーを通じてCPFに送られる。

  • 陸上ガス液化プラント

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    陸上ガス液化プラントGas Liquefaction Plant

    沖合生産・処理施設から海底パイプラインを通じて運ばれた天然ガスからコンデンセートとLPGを抽出し、残る天然ガスを冷却し、液化する施設。陸上ガス液化プラントでは、LNG年間約890万トン、LPG年間約165万トンに加え、コンデンセート日量約1.5万バレル(ピーク時)を生産・出荷。