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先輩社員インタビュー

数千万ドルという
金額から、プロジェクト
の現状を見つめる。

高嶋

2010年入社 財務・経理本部 
経理第2ユニット

※所属部署・内容などは取材当時のものです。

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経理

私は、オーストラリアやインドネシアで油ガスの探鉱・開発・生産を手がけるプロジェクト子会社の会計及び税務に携わっています。各部署や関係会社から数字を集めて整理し、経営状況を適切に報告するための財務諸表を作成する決算業務や、日本及びプロジェクトを行う各地域における税務申告業務、ジョイントベンチャーの監査業務など、担当業務は多岐に渡ります。こうした業務を行うためには、会計や税務の専門知識や資源開発の技術的な知識など幅広いスキルが必要となるため、勉強の毎日です。
入社当初は未知のことばかりで、将来先輩方のようになれるのだろうかと焦る気持ちもありましたが、上司や先輩のアドバイスのもと、日々の業務で浮かんだ疑問や課題を1つひとつクリアしていくことで、過去には分からなかったことが分かるようになったり、頭の中でばらばらだったことが1つに繋がる瞬間があったりと、一歩一歩前に進めている実感があります。

写真2

海外事務所での貴重な経験。

入社前から、将来は様々なバックグラウンドを持った人々と一緒に仕事をし、そこで価値を生み出せるような人になりたいという思いがありました。入社4年目で事務所実習生として派遣されたパース事務所のファイナンス部門は、オーストラリア、南アフリカ、インド、マレーシアなど様々なルーツを持ったスタッフから構成されており、まさに希望していた環境のもとで働く機会を得ることができました。そもそも概念の難しい会計や税務の話を英語でしなければならず、自身にとってチャレンジングだと感じることが多くありましたが、上司やチームメンバーが温かく迎え入れてくれ、駐在員の方たちからもアドバイスをもらったことで、有益な実習生活を過ごすことができました。3カ月間の研修最終日には、ファイナンス部門のメンバーが集まり、ケーキやお土産を準備して私のために送別会を開いてくれました。メンバー1人ひとりからの寄せ書きのプレゼントもあり、それを今読むと改めて頑張ろうという気持ちになります。

イタリアへの留学で、日本を外から眺めたとき。

私は元々海外への憧れが強く、大学生のときに1年間イタリアへ留学しました。初めて海外で暮らして感じたことは、世界の中での日本の存在感が薄れてきているのではないかということ。留学先は東洋言語学部が有名な大学でしたが、日本語を学ぶ学生は減少傾向にあり、その一方で、「仕事に有利」と中国語を学ぶ学生が増えていました。「これからの日本はどうなってしまうのだろう。」そのような不安を感じたとき、将来の日本に対して何か貢献できるような仕事に就きたいと考えるようになりました。

写真4

日本の将来に貢献するという使命感を胸に。

就職活動の最終段階においては、他の業界とINPEXとを比較しながら悩む日々を過ごしました。しかし、日本という国への貢献をより直接実感できることや、海外の人々と関わりながら世界の中での日本について考えられることから、私が進む道はここしかないと思い、入社を決断しました。今、日本の将来に貢献するという使命感を持つINPEXの先輩方とともに働く日々を過ごす中で、この選択が正しかったことを実感しています。
入社してから早5年が経ちますが、判断力や決断力など、まだまだ未熟だと感じることが多々あります。自分が足りないと思うスキルを積極的に身に付けて、一日でも早く石油・天然ガス開発を円滑に進めるために必要とされる人になりたい、そう思いながら日々仕事に向き合っています。

ある一日のスケジュール

  • 09:00

    出社後、メールチェック。

  • 11:00

    部内ミーティングにて決算業務の進捗について報告。上司や先輩からアドバイスを受ける。

  • 12:00

    同期と社内のランチルームでランチ。

  • 13:00

    午前中のミーティングを踏まえて決算作業を進める。

  • 16:00

    担当プロジェクトの状況について事業部と打ち合わせ。

  • 18:00

    業務を終え、帰宅。(会社のヨガ部の活動に参加することもあります。)