先輩社員インタビュー
業務生産性を高め、
ワークライフバランス
向上にも貢献するシステムを
上﨑 淳郎
2016年入社 資材・情報システム本部情報システムユニット
※所属部署・内容などは取材当時のものです。
情報システム
Entry
業務生産性を高め、
情報システムユニット
私は理系学部の出身で、学部・大学院時代には穀物を汚染するカビ毒の発がん性について研究していました。当時、発ガン性物質を抑える化合物を発見するため、研究室で実験を繰り返していた私は、当たり前のように「現在の研究を活かして、人々の生活を豊かにしたい」と考えていました。しかし、ふと「3年程度の研究内容だけで、その後の人生を決めてしまっていいのだろうか、本当にこの道でいいのだろうか」と立ち止まってしまいました。研究成果が社会に役立つまでには多くの時間を有します。それならば文系就職をしたほうが、より早く、より多くの人々の生活に貢献できるのではないだろうか。このような思いから、INPEXの事務系職種にエントリーしました。OB訪問をした先輩も、説明会や面接で出会った社員も、みんな学生である私と真正面から向き合い、私の気持ちを引き出してくれるような自然な「対話」をしてくれて、「自分に合っている会社だな」と思ったことが、入社の決め手となりました。
研修先で、エネルギー開発の
醍醐味を感じる！
入社1年目の終わり、海外長期研修生としてイクシスプロジェクトに派遣された時のこと。私は韓国とオーストラリアのオフィスに滞在し、プロジェクトコントロールについて学びました。オーストラリアではプラント・エンジニアリング会社とスケジュール調整を行い、韓国では造船会社との契約や支払いに関する手続きを経験。派遣期間は合わせて2年弱に及び、長い年月をかけて進んでいく巨大プロジェクトの過程を日々垣間見ることで、その醍醐味を感じることができました。韓国からFPSO(Floating Production Storage and Offloading(沖合生産・貯蔵出荷施設))が出国するその日、造船会社のスタッフが最後まで一生懸命にFPSOを綺麗に拭きあげている姿を見た時の光景は今も忘れられません。「エネルギー開発は、さまざまな人の努力の結晶によって成し遂げられるんだ」――そのような気持ちで胸がいっぱいになりました。
十数年に一度の
巨大プロジェクトを担当！
情報システムユニットは、文字どおりINPEXの情報システムの企画や保守運用を担う部門です。中でも私が在籍するグループでは現在、十数年に一度の「基幹システムのリプレイスプロジェクト」を進めています。基幹システムは会計や国内営業、人事、資材など、社内の各部門が使用するもの。私たちのグループに加えて、社内の各部門から選抜されたメンバーで結成されたプロジェクトメンバーと社外のパートナーの方々と定期的にミーティングを行いながら、新規システムの方向性について検討しています。プロジェクトは複数のチームに分かれており、私はそのなかでも、システム基盤チームを始め3つのチームのリーダーを務めています。
あらゆる部門の社員が
納得するシステムを目指す！
人々がガスや石油などのエネルギーをごく自然に使っているように、情報システムは社内の業務を円滑に進めていく「社内インフラ」のような役割を果たしています。質の高いシステムをスムーズに使えるのが当たり前であり、その「当たり前」を実現するのが、私たち情報システムユニットのミッションになります。特に現在進めている基幹システムのリプレイスは、さまざまな部署の社員がメンバーとして参加しており、それぞれの立場から「理想のシステム」に対する考えを言ってくれます。部署が違うと意見も異なるため、一つにまとめるのは決して簡単なことではありません。だからこそ、すべてのメンバーと丁寧に向き合い、会話を重ねて、相手が納得感をもって受け止めてくれるような方法を提案するよう心がけています。限られた期間・限られたコストの中で模索し、すべての社員が満足するシステムを目指していく。その結果、従業員の業務生産性が上がり、ひいてはワークライフバランスの向上にも貢献できたらと常に願っています。
たくさんの人に会って、
運命の一社を見つけ出してほしい
前述のとおり、情報システムは社内インフラのようなもので、それだけに私たち情報システムユニットの社員はあらゆる部門と関わりがあります。そして、より良いシステムを作り上げるためにも、各部門の業務やそこで働く社員の思いまで汲み取る姿勢が求められます。特に基盤システムのリプレイスは規模が大きく、開発後も長期に渡り利用されるシステムを作り上げることになります。だからこそ、これからも関係者と丁寧に向き合い、基盤システムのリプレイスを成功させていきたいと思います。
私が担当しているプロジェクトもいつか終わりが来るように、大変と感じられる就職活動もいつか終わりを迎えます。そのため、日々を悔いなく過ごすことが大事だと思います。就職活動に取り組んでいる皆さんには、人の縁を大切に、たくさんの人に会って、たくさんの会話をして、「いいな」と思える会社を見つけ出してもらいたいと願っています。
休日の過ごし方
趣味は散歩とゲーム。休日は妻と一緒に自宅周辺を散歩しています。いつもと違う道を歩くだけで新鮮な光景が目に入るので、何度散歩しても飽きません。平日は仕事で忙しくしていることもあるので、休日のゆったりした散歩で日々の疲れを癒やしています。ゲームは対戦型のアクションゲームにハマっています。プレイ時間はトータルで3,000時間を超え、最上位のレベルに到達しました！
ある一日のスケジュール
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09:00
出社後、メールチェック、直近のToDo確認。
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10:00
社内ミーティング。担当プロジェクトの進捗状況や課題について確認。
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12:00
後輩とランチ。
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13:00
パートナー企業数社とミーティング。担当プロジェクトについて検討。
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17:00
パートナー企業とのミーティングで検討した結果について、社内で確認のうえ資料作成。
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19:00
帰宅。