先輩社員インタビュー
就活時の面接が
一番楽しくて、
印象的だった会社。
金田 恵里
2011年入社 総務本部 人事ユニット※所属部署・内容などは取材当時のものです。

先輩社員インタビュー
金田 恵里
2011年入社 総務本部 人事ユニット※所属部署・内容などは取材当時のものです。
さまざまな価値観やバックグラウンドを持つ人々とコミュニケーションを通して信頼関係を築きながら、全員が共通の大きな目標を持つ、そんな働き方に魅力を感じました。当時迷っていた業界との違いについて採用担当者に質問したところ、同期や他部署だけでなく、同業他社とも協力関係が必要であり、どの部署に配属されたとしても、会社の根幹の事業に携わることができることが特徴だと教えてくれました。学生一人ひとりに真摯に向き合い、質問に対しても真っ直ぐな答えをくれるので、面接を一番楽しめたのがINPEXでした。そのような社員から伝わってくる社風にひかれて入社を決めました。
入社後3年目までは、財務・経理本部に在籍し当社が海外に保有しているプロジェクト子会社の決算を行う部署で、経理を担当していました。対象はアゼルバイジャンやカザフスタン、アブダビなど、ユーラシア・中東地域のプロジェクトでした。プロジェクトの規模が大きく、ときに数百億円という数字を扱うこともあります。それらの数字を会計方針に則って正確に、かつ適切に記録するだけでなく、数字の背景を理解し、お金の面からプロジェクトの状況を的確に把握することも大切な役割でした。
のちに同じ本部の他部署に異動となり、イクシスを中心に、豪州プロジェクトの年度予算や、当社全体の長期財務見通しの策定を担当しました。予算策定に関わることで、全社的な視野が備わり、経営陣の目線で物事を考える習慣もつきました。
同じ財務・経理本部でも、部署毎で仕事内容はもちろん、業務の進め方や仕事を行う上で重視するべき点は異なります。今までに培ったものは生かしつつ、カラーの異なる部署で仕事をすることは非常に有意義な経験でした。
現在は、人事ユニットに所属し、ふたつの部署を兼務しながら、D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)施策の推進、海外事務所支援や駐在員対応、人事施策の検討、INPEX Values浸透活動を通じた会社のカルチャー作りなど、幅広い業務を担当しています。
これまでの財務や経理とは一変し、多様な働き方を実現するための人事施策の一環として、フレックスタイム制の導入も担当しました。新たな制度の導入にあたっては、様々な関係者との打ち合わせ、制度の詳細な設計とテスト、さらには関連する規定の改定やユーザーへの説明会等を実施しました。こうして2019年4月、フレックスタイム制が導入され、現在社員にも広く利用されています。私の中でも次のステップに繋がる一歩となりました。
会社は一人ひとりの人間の集まりです。もちろん、会社には根幹となる事業があるわけですが、会社を支える基盤となるのも、事業を動かす原動力となるのも人であり、人が最大限に力を発揮するために欠かせないものはモチベーションやエンゲージメントだと考えています。人事の仕事は、こういったモチベーションやエンゲージメント、ひいては、自分のいるこの会社のことが好きかどうか、というところに直結するものであり、そこにさまざまな角度から携わることができる魅力的な仕事です。
人事に異動してから、人事のメンバーはそれぞれ皆、試行錯誤しながらも、「会社をより良くし、一人ひとりがやりがいをもって働ける会社にしたい」という熱意があるということを毎日肌で感じています。一方で、その思いがなかなか社員に伝わっていないということも痛感しています。私は入社後3つの部署での仕事と2つの海外事務所(パース、クアラルンプール)での実習を経験しましたが、幸運なことに、全ての場所で本当に「人」に恵まれていました。だからこそ、より働きやすさを追求したい思いもあるかもしれません。
会社生活に限らず、国籍や人種や性別、文化や習慣や価値観、それが何であれ、その違いを受け入れ、一人ひとりが自分らしく生きられる社会が当たり前になればいいなと常々思っています。そういった意味で、D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)はとても興味のある分野です。INPEXも、コアとなる共通のバリューを皆でシェアしつつ、一人ひとりが個性を失わずに、自分らしく能力を活かしていきいきと働ける会社にしていきたい。今よりもっとそんな会社になるよう、制度だけでなく、カルチャーも作っていきたいです。
私のモットーはわくわくを積み重ねて生きていくこと。いつ死んでも、幸せな人生だったと思えるように1日1日を積み重ねていくことです。人事に異動して1年半。会社生活においても、自分自身もわくわくしながら、もっと想いを仕事に反映させていきたいです。
自分にとって譲れない大事な部分はしっかりと持ち、就職活動を進める中での出会いや、心が反応する瞬間を大切にとらえてください。会社説明会やセミナー、面接などで出会う社員は全社員のほんのひと握りですが、会社のカラーを少なからず表していると思います。そういった場面で受ける印象や直感を信じ、どんな人たちとどんなふうに仕事をしていきたいのかをイメージしながら、自分にぴったりの会社を選んでほしいと思います。ご縁があって一緒に働けることになったら、とても嬉しいです。
旅行が好きで、最近はヨーロッパやアジアを中心に、年5回くらい海外旅行に行っています。特にイタリアの小さな街が大好きで、よく旅をしています(キャリーオンのバッグを抱えて一人旅に行くことも)。普段のオフの時間は、美術展に行ったり、家でコーヒーを淹れて読書や映画を見たりなど、まったり過ごすのも好きです。
早起きできた日は、朝から暗闇トランポリン。
メールチェック、業務確認。
人事施策に関する会議に参加。
育児関連の新たな取り組み、社員の海外出向条件の検討。
先輩と会社周辺のお店でランチ。
チームの後輩と、D&I関連の施策について打ち合わせなど。
導入を検討しているシステムの要望書作成、関連部署に相談。
アブダビ事務所とのテレビ会議。
INPEX LGBT ALLYのミーティングに参加。
INPEX Values浸透活動に関する業務。
業務を終え、帰宅。