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先輩社員インタビュー

INPEXの魅力は、
「使命感」と「挑戦」の共存。

青山 嵩

2013年入社 国内エネルギー事業本部 
ガス営業ユニット兼石油・関連商品
営業ユニット 
営業(天然ガス営業)

※所属部署・内容などは取材当時のものです。

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営業

就職活動をするにあたり、「なくてはならないもの」と「挑戦」をキーワードに幅広く業界研究をしていました。大学院で石油価格に関する研究をしていたため、次第にエネルギー業界に興味を持つようになりましたが、エネルギー業界の様々な業態の企業を見ても、どれも現状に対して受身という印象が拭えませんでした。そんな中、たまたま就職ナビサイトでみつけた当社説明会に参加したところ、「インフラ中のインフラ」という保守的で堅い業態だと思っていたINPEXが、「2020年代前半にネット生産量日量100万バレル達成」という高い目標を掲げて挑戦していることを知りました。その姿勢に心を揺さぶられ、自分の進むべき場所はINPEXだと直感しました。
エネルギー資源の乏しい日本に石油・天然ガスを供給するという使命感と、高い目標の達成に向けて挑戦する社風が共存し、社員が熱意と自信を持って仕事に臨んでいることに魅力を感じて、当社への入社を決めました。

写真2

必死のメモ取りが、知識と自信につながった。

入社後は、新入社員研修を経てすぐに営業第2本部(当時)へ配属となりました。配属当初は当社の国内ガス事業や国内のガス業界の知識がないため、業界やガス販売の基本知識を学ぶ毎日でした。最初に担当した業務は各所へ提出する月次資料の作成で、販売量や売上高を記入するという仕事でしたが、記入する量が多いこともあってなかなか数字が合わず、何度もやり直しを行ったことを覚えています。
業務に次第に慣れてくると、営業部門ということもあり、顧客訪問にも行きます。取引先の担当者は、私よりもはるかに経験のある取締役や部長クラスの方ばかり。最初の頃は経験も知識もないからか萎縮してしまい、うまく話すことすらできません。メモを取るのでさえ、必死な状況でした。そんな状況がしばらく続いて悶々とする日々でしたが、2年目に差し掛かった頃から、徐々に顧客に対して自分から発言や提案を行えるようになっていきました。今思い返すと、必死になってメモを取っていたおかげで、業界の知識や顧客の情報などが身に付いたのだと思います。メモ取りは一見すると地味な作業ですが、地道にこなすことで自分の成長につながることを実感できた体験です。

写真3

顧客に対して、一つひとつ丁寧に対応する。

現在は、当社が保有している日本最大級のガス田である南長岡ガス田から生産された国産天然ガスと直江津LNG基地で気化された海外産の天然ガスの混合ガスを、全長1,500kmのパイプラインネットワークを通じてパイプライン沿線の顧客に販売しています。私はその販売にかかる業務を担当しており、具体的には顧客との折衝・価格交渉・毎月の請求業務、国内ガス販売の年間予算の作成や中長期の販売計画の作成を担当しています。また、年間予算や中長期の販売計画の作成においては、事前に全ての需要家に対して今後のガスの使用計画をヒアリングして回り、こうした情報を元に当社の販売計画を作成します。予算や中長期の販売計画は、いわば今後のINPEXの国内ガス事業の青写真。重要な情報故に、全ての需要家一件ごとに詳細な月次の販売計画量の作成に努めています。
顧客との関係では、卸販売先となる都市ガス事業者や小売販売先のニーズや考え方は様々であり、色々な要望に応えていく必要があります。これに加えて石油・天然ガスの需給動向や、価格の見通し、または契約関係の問い合わせも多くあり、それぞれの内容を吟味し、一つひとつ丁寧に対応することを心掛けています。

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営業は、INPEXの顔である。

これは失敗談なのですが、私が顧客に送ったメールに不備があり、顧客からお叱りを受けたことがあります。当時の私は正直なところ、顧客がメールのささいなミスに怒る理由も、事の重大性も理解していませんでした。
このミスを上司に報告したところ、私から先方の担当者への連絡に不備があるということは、先方の上司の方にまで迷惑がかかることになり、結果としてINPEXという会社の信頼を損ねかねなくなると指導を受け、身の引き締まる思いでした。先方から見れば、若手だろうとベテランだろうとINPEXの社員であることには変わりません。ミスをしたことで「営業は、INPEXの顔」だということを教えてもらった気がします。
失敗を繰り返しながらも立ち上がることができるのは、人の暮らしを支える天然ガスを販売しているという使命感を感じるからです。また、顧客との折衝の中で「ありがとう」と言っていただけることも原動力のひとつです。できることなら、顧客のすべてのニーズに応えたいですが、INPEXの利益を確保しつつ、そのなかで最大限の努力をし、その結果として「ありがとう」と言って頂けることが最高のご褒美だと思っています。

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営業というフィールドで、プロフェッショナルに。

使命感を感じ、挑戦をしつづけていくという意味でも、営業という仕事が好きです。
今後は、営業というフィールドで、豊富な知識・経験をもつ石油・天然ガス販売のプロフェッショナルとして国内外を問わず活躍することが当面の目標です。石油・天然ガスの取引を行う当社の営業は、メーカーの商品販売のように製品毎の差別化が図りにくいのですが、その分、いかに人と人との関係性・信頼性を築いていくかが大切になります。顧客から「青山さんの頼みだったらしょうがないな」と言われるようになりたいですね。

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直感を大切に、未知の自分にわくわくする。

就職活動では縁(直感)を大切にしてください。できるかぎり様々な業界や多くの企業の説明会に参加して、なるべく多くの社会人の方々とお話をしてみることをおすすめします。
もちろん自分自身の興味や理想は大事ですが、私自身、就職活動を始めるまではINPEXという会社のことは知りませんでしたし、石油・天然ガス開発に特別の興味を持っていたわけではありませんでした。皆さんにとっては、数年後、今現在は興味のない業界・名前も知らない企業で働いている自分がいるかもしれないでしょうから、ぜひ就職活動を特別な体験と捉えてわくわくして取り組んでほしいと思います。ただし、縁というものは自ら手繰り寄せられるもの、ということもお忘れなく。就職活動は楽しいことばかりではありませんが、後悔のないように全力で頑張ってください。

休日の過ごし方

最近の休日は、もっぱらゴルフです。ゴルフ歴はまだ2年弱ですが、打ちっぱなし・ラウンドとお金と時間の許す限りゴルフに打ち込んでいます。自宅から徒歩5分のところに練習場があり、仕事が終わった後に行くことも多いです。ゴルフの魅力の一つは、打った後にまっすぐボールが飛んでいく爽快感。それがリフレッシュにつながっています。

休日の過ごし方

ある一日のスケジュール

  • 09:00

    出社後、メールチェック、メール返信。

  • 10:00

    顧客と面談(外出)。

  • 13:00

    午前中の面談録の作成、面談内容の報告。

  • 15:00

    顧客提出資料の作成。

  • 17:00

    翌日の顧客面談の準備。

  • 18:00

    業務を終え、帰宅。