先輩社員インタビュー
社会を根底から支えている
という意義の大きさ。
金子 夏海
2013年入社 グローバルエネルギー営業本部ガス事業ユニット
※所属部署・内容などは取材当時のものです。
先輩社員インタビュー
金子 夏海
2013年入社 グローバルエネルギー営業本部※所属部署・内容などは取材当時のものです。
父の仕事の影響で、幼いころから天然ガスのプラント現場等を見てきました。そんな経験から、エネルギー業界の規模や社会の根底を支える意義の大きさに憧れ、いつしか自分もこの業界でグローバルに働きたいと思うようになりました。また、さまざまな国籍や文化を持つ人が、巨大プロジェクトの推進という一つの目標に向かって仕事に取り組む姿も、エネルギー業界ならではの素敵な一面です。そんなエネルギー業界の中でも、就職活動時のINPEXの座談会で、熱い思いを持ちつつ、とても楽しそうに働いている社員の姿にひかれて入社を決めました。
入社後は、財務・経理本部に配属となり、海外プロジェクトの子会社決算・税務を担当しました。主にインドネシアやオーストラリアのプロジェクト子会社を担当し、決算・税務業務に加えて、各国の税法が変わった際の対応や、プロジェクトの進捗に合わせて会計・税務のインパクトを算出する業務を行っていました。また、オペレーターが計算したプロジェクトの収支等を監査する「ノンオペレーター監査」にも参加しました。特にジャカルタで行われた監査では、ノンオペレーターのパートナーだったメジャー企業と共にチームを編成して監査を行い、世界のトッププレーヤーの監査ノウハウを間近で学ぶことができました。
2017年8月からは現所属部署のグローバルエネルギー営業本部ガス事業ユニットに異動し、主にインドネシアのオペレータープロジェクトのマーケティングを担当しています。
2018年、当社として初の大型LNGオペレータープロジェクトであるイクシスの生産が開始しました。次の屋台骨となるオペレータープロジェクトはインドネシアのアバディLNGプロジェクト。同プロジェクトの実現のためにはLNGの販売契約締結が必要となります。アバディLNGマーケティンググループは、同販売契約締結のため、マーケットの情報収集・分析、国内外の買主との交渉を行います。マーケティング活動は時に各ステークホルダーと綿密な連携が必要となり、自社内のみならず、インドネシア政府や海外のパートナー企業とのコミュニケーションも重要な仕事となります。
巨額の投資が必要となるLNGプロジェクトの販売活動は、一生の内誰もが経験できるものではありません。自身の働きが会社の将来に直結することは、プレッシャーも大きいですがやりがいを感じます。今後マーケティング活動が本格化していく中で壁もあると思いますが、多くの経験ができること、そして、そのような機会を与えてくれる会社に感謝しています。
INPEXにはさまざまな研修・実習制度があり、海外実習の機会もあります。その中で印象的だった経験が二つあります。
一つ目は、入社2年目にパース事務所の予算編成チームで3カ月間働いたことです。同チームにはオーストラリア人はもちろん、イギリス、インド、南アフリカ、マレーシアなどさまざまな国籍の人が集まっており、価値観やバックグラウンドも多様でした。しかし、皆が「イクシス」という当社のオペレータープロジェクトのために何ができるのか、同じ方向を向いて最善を尽くそうとしており、その姿勢に感銘を受けました。
二つ目は、入社3年目にマレーシアのクアラルンプール事務所で実習した際の経験です。実習期間中に、幸運にも海上掘削リグを見学する機会に恵まれました。ヘリコプターで現場まで移動するのですが、実際に見た瞬間は、言葉にしがたいほどの感動がありました。写真や動画では見ていたものの、やはり実物は圧巻。「プロジェクトに携わってきた何千、何万もの人の努力がこの海上施設を動かして、人々の生活の支えとなっているんだ」と肌で感じることができました。
就職活動の軸は、十人十色。業界や仕事に惹かれる人、働く環境を重視する人、スキル取得を目指す人など、さまざまです。周りばかりを気にするのではなく、自分の憧れや目標に素直になって就職活動を行ってください。きっと素敵な未来が待っています。
休日は、趣味のタヒチアンダンスでリフレッシュしています。
出社後、メールチェック、直近スケジュール・タスクの確認。
レビュー中の契約書に関し社内弁護士に相談。
弁護士との会議を踏まえ契約書ドラフト作成。
マーケティングのため、候補となる買主との面談。
翌週に控える出張の資料作成、準備。
帰宅。