先輩社員インタビュー
いつか会社を代表する
プロジェクトを
リードするために。
中嶋 佑太郎
2014年入社 再生可能エネルギー・新分野事業本部 業務企画ユニット 事業企画グループ※所属部署・内容などは取材当時のものです。
先輩社員インタビュー
中嶋 佑太郎
2014年入社 再生可能エネルギー・新分野事業本部 業務企画ユニット 事業企画グループ※所属部署・内容などは取材当時のものです。
学生時代は物理化学を専攻しており、機能材料の構造解析、測定装置の開発が研究テーマでした。当初は自分の専攻とマッチングする業界への就職を漠然と考えていましたが、就職活動では敢えて業界を絞らず、様々な業界・業種のセミナーを見学したり説明会を聞きに行ったりしていました。エネルギー業界を志すきっかけになったのは、ある化学メーカーの選考過程で工場見学に行った際に、それまで見たことがない程の巨大なLNG船を目の当たりにしたことでした。その大きさに衝撃を受け、あらゆるものの根幹を支えるのはエネルギーであると強く思い、エネルギー業界のリーディングカンパニーであるINPEXへの入社を決意しました。
現在は主に国内における新規地熱プロジェクトの立上げに携わっており、INPEX初の地熱オペレータープロジェクトの実現を目指しています。近年、世界的に脱炭素化への動きが加速しており、風力、地熱等の再生可能エネルギーの導入拡大が注目されています。日本は世界有数の火山国であり、世界第3位の地熱資源のポテンシャルを有していますが、国内における地熱発電事業はまだ発展途上です。そのため、多い時は毎週のように現地に出張し、地元の関係者の方々や行政の担当者に当社事業の理解を深めてもらえるように説明会を実施したり、並行して官公省庁と地熱事業の規制緩和に向けて交渉を行ったりしています。
INPEXと聞くとグローバルで華やかなイメージを抱くかもしれませんが、プロジェクトは泥臭く地道な仕事の積み重ねで成り立っています。地熱開発を推進するうえで、日本人にとって大切な国民文化ともいえる「温泉」との共存は非常に重要なテーマの一つです。地熱事業に対する不安を抱えている温泉旅館の事業者、地域住民の方々に対して、何度も現地に訪問し丁寧に事業計画を説明することで、信頼の醸成に努めています。関係者が多いため苦労もありますが、INPEXの地熱事業に対する関係者の理解と了承を頂けた時は、達成感を感じられます。現在の部署に異動する前は国内営業部門で天然ガスの拡販活動を行っておりましたが、その中でお客様に「INPEXはあくまでも契約先であって、担当者同士の信頼関係が一番重要」との印象的な一言がありました。現在地熱事業を進めていくうえでも、「自分がINPEXを代表しているのだ」という責任感を忘れることなく、業務を進めています。
現在携わっている地熱発電所を運開させることが今後の目標です。地熱事業はINPEXとしてこれから強化していく分野であり、そのような過渡期に新規地熱プロジェクトの立上げに関わる機会に恵まれたことはチャンスだと感じています。INPEXは大きい会社なので、開発フェーズの一部分しか携われないことが比較的多い中、初期段階から発電所の運開まで一気通貫して携われる経験は非常に貴重です。さらにビジネス総合職・技術総合職関係なく様々なバックグラウンドのある社員や他社とともに協業しながらプロジェクトを推進する経験は、自分自身のキャリアにおいて財産となると確信しています。このような経験を糧に、いつか「会社の顔」と呼ばれるようなプロジェクトをリードできるようになりたいです。
在宅勤務制度が導入され柔軟な働き方ができるようになったことで、郊外に引っ越しました。休日は首都圏では中々できないアウトドア生活、特に塊肉を焼くアメリカンバーベキューに挑戦し、家族や友人にふるまっています。
在宅勤務にてメールチェック、予定の確認
官公省庁との面談のため、外出
本社に戻り、ランチ
報告書の作成、今後の作業計画の立案
オフライン会議にてプロジェクト関係者と定期連絡会
契約コンサルタントと今後の申請手続きに関してオンライン会議
帰宅