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〈ビジネス総合職〉
トレーナー×トレーニー対談

〈ビジネス総合職〉
トレーナー×トレーニー対談

教える・教えられる
だけではない、
お互いの成長を促す制度。

  • トレーナー(2020年新卒入社)

    もり

    グローバル営業本部 ガス事業ユニット

  • トレーニー(2024年新卒入社)

    松原 まつばら

    グローバル営業本部 ガス事業ユニット

※所属部署・内容などは取材当時のものです。

INPEXでは、「実務指導やメンタルサポート、社内ネットワーク構築支援」などを目的として、ビジネス総合職(事務系)新入社員に対し、同じ部署内で入社2年目以上の社員が「トレーナー」として新入社員=「トレーニー」に指導・支援を行う「トレーナー制度(※1)」を実施しています。今回は、トレーナーとトレーニーの関係である2名の対談を通じて、どのようなフォローや指導が行われているのかをご紹介します。
※1:期間はビジネス総合職新入社員の配属後1年間。技術総合職新入社員については、別途教育支援制度として「メンター制度」があります。

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一人ひとりに合わせた
オーダーメイドの指導。

  • 松原くんと最初に顔を合わせたのは、たしか新入社員研修の際に、部署の先輩社員たち何人かで「どんな新入社員がいるか会いに行ってみよう」ってなった時でしたね。一般的に入社したての方々は、声をかけるとどうしても緊張してしまうことが多いけれど、松原くんはすごく落ち着いていたのが印象的でした。
  • ありがとうございます。新入社員研修でお会いした時には同じ部署の先輩が3名いらっしゃって、どなたが自身のトレーナーになるかはまだわかっていなかったのですが、皆さん気さくに話しかけてくださったので、どなたがトレーナーであっても良い意味で気負わずにいられそうだなと思えました。
  • 松原くんは初対面の時から、物腰やわらかく謙虚で温厚な雰囲気があって、「部署やチームにもすぐに馴染めそうだな」と思ったし、実際にトレーナーとトレーニーの関係になってからも印象は変わってないです!
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  • 実際に森さんがトレーナーとして指導をしてくれるようになってからは、わからないことや困ったことがあれば逐一相談に乗ってくださるので、とても助かっています。
    特に配属当初は周りの先輩方と業務をこなす速さや正確さの差を感じてしまい、不安になることも多かったのですが、1on1での面談を設定してくださった際、「先輩たちとはこの業界・部署で積んできた経験値が違うから、まだ実務がわからなくて当たり前。全然焦らなくていいんだよ」と言ってくださった時には、すごく気持ちが楽になりました。
  • それなら良かった。松原くんは、配属当初から真面目で学ぶ姿勢がしっかりしているなと感じていて、トレーナーである私が見て何も心配ないと思っていました。そんなやる気と学習意欲の高い松原くんには、ぜひ早いうちから手を動かして着実に必要な経験を積んでもらいたいと考え、担当してもらう各プロジェクトの大まかなレクチャーを実施したら、実際に業務を行う中で勉強し都度指導を行う、というトレーニングの形を意識しました。
    あとは、松原くんが円滑に業務に取り組めるように、疑問に思っていることや悩んでいることを気軽に相談してもらう1on1形式の面談時間を週1回設けているけど、これは他の人より頻度が多いかもしれないね。
  • 確かに、一般的に言われる上司・部下、先輩・後輩の間での1on1面談の頻度としてはかなり多いと思いますね(笑)。ただ、その時間をしっかりと毎週設けてくださっているからこそ、業務状況や躓いていることなどを都度共有できますし、ちょっとした雑談などを通じてもコミュニケーションを深められていることで安心感に繋がっています。
    一人ひとりの個性や適性に合わせて、経験豊富な同じ部署の方々やトレーナーがオーダーメイドで指導・サポートをしてくださるのは、新入社員にとってはすごくありがたいです。
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身近な存在だからこそできる、
体系的なアドバイス。

  • 最初から基本的に何でもそつなくこなせていた松原くんだけど、当初一つだけ気になっていたのは、定例会議やグループ内の打ち合わせなどで発言する際に、どうしても自信がなさそうになってしまうことでした。
  • そうですね。特に最初のうちは経験不足に加えて緊張もあったので、そういった自信のなさが表に出てしまっていたのだと思います。
  • 各所への説明やプレゼンテーションではプロジェクトへの理解度が試されることも多いので、新人として自信のなさが現れてしまう場面があることは仕方ないけれど、今後社内外でそういった機会が増えることを想定すると、基礎的なプレゼンスキルを体系的に学んでおくことは必要になるなと思っていました。プレゼンスキルについては、けっこう2人で話し合う場面も多かったよね?
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  • そうですね、1on1や日頃のやりとりの中での「こうしていくといいよ」というアドバイス、森さんが1年目だった頃のプレゼンスキル研修資料を用いた指導などを通じて、だんだんと苦手意識が薄れていきました。何よりも、森さん自身がプレゼンをする機会も多かったので、それをお手本として見て学べたのが大きかったです。
  • 私としては、「お手本にならなきゃいけない」という意識があったから、いつもより緊張しちゃっていた場面もあったかもしれないけど(笑)。でも、仮にそれで何か失敗する場面があったとしても、そういう完璧でないカッコ悪い部分も、あまり隠さずにいようと日頃から意識はしていました。先輩社員の失敗や苦手なことから学べる部分もあるし、時には私を反面教師として見ることで、きっと得るものもあると思うから。
  • 森さんがそういうスタンスでいてくださったからこそ、「自分も変に緊張しなくていいんだ」と思えるようになりましたし、少なくともプレゼンの場で自信のなさから声が小さくなってしまったり、下を向いてしまったりということはかなり少なくなったように思っています。もちろん、専門知識などまだまだ勉強しなければならないことは多くあると思うので、引き続きご指導よろしくお願いします!
  • それだけ向上心があれば何も心配はいらないし、むしろこっちのほうが「ちゃんとやらなくちゃ」って思うくらい(笑)。私自身、松原くんへの指導を通じてすごく成長させてもらっているし、きっと私以外にも、トレーナー制度を通じてそう感じている先輩たちは多いんじゃないかなと思います。何となく仕事に慣れてきて、忘れかけていた初心を思い出させてくれる存在というか。
  • そう思っていただけて嬉しいです。新入社員にとって、トレーナーは頼れる先輩であると同時に、どんな些細なことでもすぐに報告・相談できる身近な存在。私自身、今後後輩たちのトレーナーを務めることになった際には、森さんから学んだスタンスや考え方を受け継いで、サポートをしていけたらいいなと思っています。
  • 松原くんの場合、特に学ぶ姿勢に関してはこちらも負けていられないと思えるほどなので、これからも切磋琢磨しながら、先輩・後輩という垣根を超えて共に考え、お互いもっと成長していきましょう!
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対話・関わりを通して
さらなる成長へ。

  • 松原くんはもうすぐ入社2年目になりますね、今後どんな成長をしていきたいみたいなビジョンは持っていますか?
  • ガス事業ユニットの先輩方のように、マーケティングの最前線に立って社内外の方との対話を重ねながら、自身の提案を形にしていけるようになっていきたいです。また、今後どんな部署に行っても、周囲からの信頼を獲得し、その上で組織としての成果を追求する際の原動力になっていけたらと思っています。その目標のためにも、社内の研修やセミナーなどは積極的に活用していきたいですね。
  • すごくいいと思う!INPEXは、トレーナー制度だけでなく若年層向けの研修・セミナーの機会がとても充実しているし、組織全体を通して若手社員やキャリア入社社員を育てる風土がある会社だから、きっとこれから先、今まで以上に成長を実感していけると思うよ。
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  • ちなみに森さんは、どんな人がこの会社に向いていると思いますか?
  • INPEXでの仕事は、どんな案件・プロジェクトであっても一つ一つがすごく大規模なものになります。時には国籍や文化の異なる人たちとも協働しながらプロジェクトを進めていくので、そういう点に壁を感じない人というか、フラットに、ある種の度胸を持って踏み込んでいけるような人が向いていると思います。きっと松原くんも実感していることだと思うけど、社内外問わず、日常的に本当にいろんな人と関わっていく仕事だからね。
  • そうですね。INPEX入社前には想像もしていなかったくらい、ガス事業ユニットの仕事を通じて既に多くの社内外の方と関わらせていただいている気がします(笑)。もちろん大変なこともありますが、多様なステークホルダーや関係者との出会いや信頼関係の構築に楽しさを見出せる人だったら、特にこの部署ではやりがいを感じながら働ける気がしますし、私自身はとても楽しく日々を過ごせています。
    10年後、20年後と、未来の自分がどれだけの人と出会い、どれだけの成長を叶えることができているのか。考えるだけでもワクワクしてきますね。
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