
INTERVIEW 転職者インタビュー
新卒で外資系のITベンダーに入社し、システムの設計や構築を行うITアーキテクトとして製造業や金融業のお客様を中心に様々なプロジェクトに参画をしました。中学生頃からプログラミングが好きだったこともあり、チーム一丸となってお客様へITシステムを提案し、構築するような業務は厳しいながらも楽しくやりがいのあるものでした。しかしながら、ITベンダーという立場上そのシステムの構築が完了するとプロジェクトを離れることとなり、なかなかその後のシステムの活躍を見ることができないことに物足りなさを感じていました。できれば自分が携わったシステムがどのように会社の事業に貢献できているのかを見ていきたい、長期的にかかわっていきたいと考えたのが事業会社への転職を決意したきっかけでした。また子供が生まれたことで、医療や社会インフラなど、より社会を支えるような仕事にかかわっていきたいというように考えが変わってきたことも転職の理由の一つです。
現在は当社のサイバーセキュリティ業務を担当しています。前職でも業務の中でWebシステムのセキュリティ業務に携わっていたこともあり、これも何かの縁なのかと感じています。近年、サイバーセキュリティの脅威はITのみならずプラントなどの操業関連システム(OT : Operational Technology)でも増大しています。経営戦略としてのセキュリティ投資は必要不可欠なものであり、サイバーセキュリティに関するリスクを適切に管理・対処していくことは企業として非常に重要かつ意義があることだと考えています。
前職では国内のお客様を担当することが多く、外資系とはいえほぼ国内での活動が主でした。INPEXはオーストラリアやインドネシア、中東など世界中で事業を展開していることもあり海外出張や各拠点とのコミュニケーションの機会も多く、優秀で様々なバックグラウンドを持つ同僚と一緒に働けることは刺激的で非常に充実した日々を送れています。
エネルギーの世界は大きく変わりつつあります。当社でもネットゼロカーボン社会の実現に向けて水素事業の展開や再生可能エネルギー事業の強化等、事業の変革がより一層推進されていくこととなります。このような激動の時代だからこそ、ITの立場から当社の事業の変革と成長の原動力としてより一層貢献できるものと考えています。事業変革などの攻めのIT、そしてセキュリティや安定運用といった守りのITの両観点からINPEXを支えていければと思っています。