INTERVIEW社員紹介

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Interview 08

業務企画(プロジェクト)

上妻 淳子
Junko Kamitsuma
アジア事業本部 業務企画ユニット
2010年8月入社

Career Path

経歴
銀行に新卒入社
2010~
INPEXにキャリア入社
財務グループに配属:イクシスLNGプロジェクトのプロジェクトファイナンスを担当
2014~
オーストラリアのパース事務所に赴任
イクシスの財務・資金部門の統括
2021~
本社帰任:アジア事業本部業務企画ユニット ジェネラルマネージャーに就任
アジア地域の石油・天然ガスプロジェクトの推進、運営・管理並びに渉外を担当
グローバルな舞台。世界最大規模のファイナンスに魅力を感じて。
私は、前職は銀行で法人営業、与信審査を経て、投資銀行業務に従事していました。金融機関で働く者の多くがそう感じるように、私も資金調達をサポートするだけでなく、実業に近い場所で調達した資金を使ってカタチにするような仕事がしたいと考えるようになりました。そんな時にINPEXがオーストラリアでイクシスLNGプロジェクトを立ち上げるためにプロジェクト・ファイナンス*(以下、PF)という手法を用いて資金調達を計画、そのPF担当要員を募集していました。入社後は希望通りイクシスPFを担当し、2013年初頭に案件をクローズしましたが、イクシスは未だに世界最大規模のPF案件の一つです。E&P業界では個々の案件の投資規模が巨額で、投資先は大半が海外。売り文句としては月並みかもしれませんが、仕事がグローバルかつスケールが大きいことは非常に魅力的でした。
加えて、前職で金融業界を選択した理由もそうでしたが、私は社会の縁の下の力持ちのような仕事を志向していたため、日本のエネルギーの安定供給に貢献するという当社の事業目的に、ここであればきっとやりがいのある仕事ができるのではないかと考えました。
日本の今、そして未来のために。エネルギー転換期での挑戦。
現在は、アジア地域の石油・ガスプロジェクトの推進と運営・管理並びに渉外を担当しています。当社はインドネシアでアバディという巨大ガス田の権益を保有し、その開発プロジェクトのオペレーターを務めています。アバディは日本のLNG輸入量の約10%に相当するLNGを生産しうる埋蔵量を有し、インドネシア政府から国家戦略プロジェクトに指定されています。足許、脱炭素・エネルギートランジションの潮流が加速し、E&P業界を取り巻く事業環境は激変していますが、そのような逆風の中でもアバディLNGプロジェクトをいかに実現して日本のエネルギー安定保障とインドネシアの経済発展に貢献することができるか、社内外の多くの関係者と調整しながら日々知恵を絞っています。入社理由にも挙げましたが、正に日本のエネルギーの安定供給に資する仕事をしていると実感しており、それがモチベーションとなっています。
相手は百戦錬磨のベテランたち。挑むのは“わたし”ではなく“チーム”として。
INPEXはインドネシア、オーストラリア、中東など各地域でIOCや産油国の国営企業とJVを組成して開発や操業を行っています。当社が資金調達案件で銀行団と交渉するにせよ、プロジェクトの推進・運営に当たって日本並びに現地国政府やJVパートナーと協議する場にせよ、出てくる相手は百戦錬磨のベテランばかりで、そんな中で当社の存在感を維持するためには、INPEXチームとしての力量が試されます。加えて、当社は脱炭素社会の実現に向けて水素・アンモニア等の新エネルギーの商業化に取り組む方針であり、それを実現するためには様々な知識や経験を持つ社員の集合体がチーム一丸となって目標達成に向けて協働していく必要があります。異なるスキルセットやバックグラウンドを持つメンバーと切磋琢磨しながら、更に強いINPEXチームを作り上げて、当社の新しい挑戦に貢献したいです。
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