INTERVIEW社員紹介

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Interview 02

経理

安藤 亮太
Ryota Ando
財務・経理本部 経理第2ユニット
子会社決算第1グループ
2013年1月入社

Career Path

経歴
重工メーカーに新卒入社
公認会計士試験合格
2003~
監査法人へ転職 国際部署配属
2013~
INPEXにキャリア入社
経理第2ユニットに配属:米州・アフリカ地域のプロジェクト経理を担当
2015~
経理第2ユニット マネージャーに就任
アジア・オセアニア地域のプロジェクト及び再生可能エネルギー事業の経理を担当
エネルギー安定供給と環境課題解決の両立という企業使命に共感し、INPEXへ
重工メーカー勤務後に公認会計士資格を取得して監査法人に入社、国際部に所属し米国会計基準を適用する日系メーカーを中心に欧州・米国・日本企業の監査に従事しました。会計士資格取得前から関心のあったサステナビリティやESG関連の部門に在籍していた時期もあります。
元々メーカー出身ということもありずっと監査法人で監査を続けるつもりはなく、当事者として主体的にビジネスに関わりたいと思っていました。40歳を前に、未知の業界ではありますが、エネルギー安定供給と環境課題解決の両立という大きな使命を持ったINPEXへの転職を決意しました。
グローバルでダイナミックなプロジェクトに、経理サイドから関与する醍醐味
石油ガス上流業では産油国鉱区に参入する際、プロジェクトごとに特別目的会社(SPC)を設立するのが一般的です。私が在籍する経理第2ユニットはそれら数十社のSPCの決算・税務を担当すると共に、従来型の経理業務の枠に捉われず、経営管理や将来予測の高度化に資する情報をわかりやすく発信することを使命としています。最近では地熱・風力発電等の新規事業参入に係る会計・税務上の検討やアドバイスも積極的に行っています。
現場に近いところでプロジェクトのダイナミックな動きに関与することができ、同時に、自らの実施した決算業務が対外発表に影響を与えるのを直に感じ取れる部門であり、緊張感と充実感をもって業務にあたっています。

豪州イクシスLNGプロジェクトは、日本企業がオペレータを務める初めての大型LNGプロジェクトとして2018年に生産開始しましたが、技術面・操業面と同様に経理面でも初めて直面する課題が山積みでした。巨額の資金を投じたプロジェクトだけあって会計・税務処理の一つ一つが当社の将来業績を大きく左右するため、専門家の話し合いだけで決めることはできず、社内やビジネスパートナーに丁寧に説明し納得感を得ながら進める必要がありました。難産でしたが、同僚と共に出張で貼りついてパース事務所の経理部門と共に整理を進め、なんとか決算上も無事に生産開始に漕ぎつけた際は、経理としてできて当然と捉えられる仕事ではありますが大きな達成感がありました。
また入社後間もない頃にアフリカのアンゴラ共和国へ複数回出張し、ビジネスパートナーや現地会計事務所と協議・交渉する機会に恵まれました。現在はアフリカ担当を外れ縁遠くなってしまいましたが、プライベートでまず訪れることのない国や都市に赴くチャンスがあるのもINPEXの醍醐味と思います。
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「高付加価値」の経理業務に向けてのチャレンジ
エネルギー安定供給と脱炭素の両立という大きな課題に日々の業務を通じてチャレンジできるのが、私にとってINPEXで働く大きな魅力です。会社を取り巻く事業環境が大転換する中、新規ビジネスをうまく軌道に乗せるには財経人員の関与が必須であり、経理目線での提言や人材の育成拡充等、やるべきことは尽きません。今後とも、役員や他部門の社員に経理部門の価値を感じてもらえる「高付加価値業務」をキーワードにチャレンジを続けていきたいです。
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