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先輩社員インタビュー

石油業界の
ジオロジストという選択。

森部 峻介

2013年入社 再生可能エネルギー・
電力事業本部 地熱事業ユニット
専門分野:地質
専攻:地球科学

※所属部署・内容などは取材当時のものです。

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地質

学生時代から地質学を専攻していましたが、当時は地質学や地球科学の面白みをあまり理解していませんでした。とは言え、せっかく大学で時間をかけて学んだ専門知識を生かせる仕事は何かと考えていた際に、INPEXの業界研究セミナーを通じて、「石油業界のジオロジスト」という選択肢があることを知りました。
また、INPEXのキャッチコピー「EARTH SCALE CHALLENGERS」「インフラのインフラ」という言葉にも表れる、ボーダーレスなフィールドと使命感に強く共感して以来、INPEXで働きたいと思うようになりました。

写真2

研修期間で得た貴重な財産。

私が入社した当時、技術系社員は約1年の研修期間があり、石油・天然ガス開発に必要な地質・物理探査の基礎を学びました。正直、研修期間を長いと感じることもありましたが、この期間に知り合った仲間とは社内外問わず現在も交流が続き、入社して獲得した貴重な財産の一つだと感じています。
研修後は、新潟に拠点を置く国内事業本部(現国内E&P事業本部)に配属となり、国内の油ガス田の探鉱業務を担当しました。現場を含む多岐にわたる業務経験に恵まれ、5年目には某プロジェクトにおけるプロスペクト評価業務でチームリーダーを任され、業務へ一層の自覚と自信を持つようになりました。

写真3

ジオロジストとしての経験を
地熱事業に生かす。

約4年間の国内の探鉱事業経験を経て、現在は再生可能エネルギー・電力事業本部で地熱事業を担当しています。INPEXはビジョン 2040にて「再生可能エネルギーの取り組みの強化」を目標に掲げていますが、その中でも地熱事業は、日本政府が進めるエネルギーミックスの達成や、INPEXが「リーディングエネルギーカンパニー」になる上で欠かせない事業であり、文字通り、国内外の当社地熱事業を一手に引き受ける部署です。ジオロジストである私は、プロジェクトごとの地熱資源を特定していくことを主な業務としています。
地熱貯留層は、断層などの地下の「割れ目」に発達することが多く、その分布が局所的になりがちなため、地熱資源探鉱は、一般的に地層の層序が支配的であることの多い石油・天然ガス貯留層の探査と異なる点もあります。特に日本の地熱資源はほとんどが火山地帯に胚胎しており、地形的・地質的に地下の情報を取得しづらい環境にあるため、一筋縄でいかないことも多いのです。それでも、地下評価のノウハウやデータハンドリングなど、これまでの石油・天然ガスの経験を生かし、時には経験豊富な社内外の技術者と議論を重ねながら地熱資源を形成する地下構造を追究しています。
技術以外でも、石油・天然ガス開発ビジネスと異なる、“電力ビジネス”としての側面に戸惑うこともありますが、専門性を問わず、これまで以上に周囲との協働が求められる環境にあり、困難さと同時に大きなやりがいを感じる分野だと感じています。

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「わからない」を
掘り下げることが糧となる。

石油・天然ガス開発事業においても、地熱事業においても、ジオロジストの仕事は直接見えない地下の資源を特定していくことであり、そこにはデータに基づいた理論的な思考に加えて、経験や発想からもたらされる独自性が必要になります。
直接見えないからこそ不確かさが存在するため、データの質と解釈の確度を適切に認識することで、場合によっては「わからない」という答えもあり得るのです。これをそのままにせず、「何が」「どうして」わからないのか、「何をすればわかるようになるかもしれないか」まで掘り下げる必要があります。
入社して業務に就いたばかりの頃は、「わからない」ことへのアプローチがわからず、ミーティングのたびに先輩や上司から指導を受けましたが、それが確実に現在も糧となっています。

写真5

仲間のおかげで成長できたからこそ、
経験を事業に還元していきたい。

これまでの仕事では、何一つとして、一人で解決・達成できたものはなく、常にチームワークで成し遂げてきました。INPEXの仲間は能力、着眼点、発想力などで私一人では到底達しえないものを持っている人が多く、尊敬できる人物ばかり。その中で仕事をすることで自身もジオロジストとして大きく成長できていると感じています。
そのおかげもあり、現在は地熱事業を通して視野や経験の幅を広げることができていると感じています。今後も、入社してから積み重ねた経験を再生可能エネルギー事業に還元し、石油・天然ガス開発と再生可能エネルギーをINPEXの事業の柱として相互に高めるようなパフォーマンスを発揮していきたいです。さらには、「一緒に仕事をすると刺激を受ける」と仲間から言われるような存在になりたいです。

写真6

不安を前向きなマインドに昇華して。

脱炭素社会やSDGsの機運が高まる昨今、「石油・天然ガス開発会社」と聞くとためらいを持つ方も少なくないと思います。しかし、INPEXはビジョン 2040で掲げるようにリーディングエネルギーカンパニーとなることを目指し、エネルギープロデューサーとしての責務を果たすべく幅広く事業を行っています。だからこそ非常に大きな使命感を持って仕事に取り組めるフィールドが広がっています。ぜひ、将来に向けての不安を前向きなマインドに昇華して、就職活動や論文研究を乗り越えてください。その先、INPEXで一緒に仕事をしましょう。

休日の過ごし方

学生時代に陸上部だったこともあり、今でも細々とランニングを続けています。INPEXにはランニング部もあるため、そうした方々との練習会は楽しみの一つです。また、新潟勤務時に始めたスノーボードは冬の大きな楽しみで、新潟在勤時のシーズン中はほぼ毎週末通っていたほどです。いずれも、人と一緒に楽しみながら、練習するほどに自分自身のスキルが向上する点が共通しています。

休日の過ごし方

ある一日のスケジュール

  • 08:00

    出社後、1日の予定を確認し、現場からのモーニングレポートをチェック。

  • 09:00

    現場作業の進捗状況について部内連絡会で報告。

  • 10:00

    ある地域の地震探査データの解釈および文献調査。

  • 13:00

    関係部署とのミーティングで課題や方針を再認識。

  • 14:30

    データ解釈を再開。ミーティングで明らかになった課題を見直す。

  • 16:30

    翌日の打ち合わせ資料の作成・見直し。

  • 18:00

    業務を終え、帰宅。