「大型LNGプロジェクトの販売を担う。」ガス営業/飯田 俊輔/2010年入社/ガス事業ユニットガス企画グループ

大手エネルギー会社や総合商社でエネルギー事業一筋に働いてきました。しかしINPEXに入社して、初めてLNG(液化天然ガス)を専門に扱うことになりました。これまで経験してきた原油の調達・販売と比べると、業務プロセスや契約内容には大きな違いがあります。数日、数週間のスパンで交渉をしていた原油に比べ、LNGの場合、バイヤーとの交渉期間は数カ月~年単位に及びます。また、LNGの契約は数十年に渡った長期売買契約が基本であり、関連する契約書は膨大な量になります。これまでLNGの取扱経験はありませんでしたが、INPEXに入社してからの2年間、日本を代表する大型LNGプロジェクトであるオーストラリア イクシスLNGプロジェクトのLNG販売業務に深く関わり、貴重な経験を積むことができました。大型LNGプロジェクトに携わったことのある人材は日本国内では非常に数が少ないので、たとえLNGに関して未経験であっても、原油やLPGの調達、トレーディング/傭船経験などエネルギー資源に関連した業務経験があれば、活躍できるチャンスに溢れています。

未来の日本へ、エネルギーを供給する。

LNGの営業は、生産準備の段階から、将来の生産を見越して販売活動が行われます。現在、私はイクシスLNGプロジェクトを担当していますが、わがチームは、関係各部署の協力を得ながら、予定生産量の大半を日本のバイヤーに販売する契約を2012年1月までに無事にまとめることができました。年間生産量が約840万トンと世界有数の規模を誇るイクシスLNGプロジェクトは、生産開始から長期に渡って、LNGを供給し続けることになります。契約の規模が巨大であるため、販売交渉は非常にハイレベルで緊張感の高いものでした。そうした交渉の末に販売を成約することで、何十年も先のエネルギー供給を支えることに貢献する、これこそLNGの営業でしか得ることのできない醍醐味なのではないでしょうか。

“エネルギー”という、人類共通言語。

エネルギー価格の変動をみれば、世界の政治・経済の動向がいかに私たちの事業に大きな影響を与えるかが分かります。そのなかで大切なのは、巷にあふれる情報だけに頼らないこと。実際に市場に参加しているプレーヤーの活きた話を聞いてこそ、そのような情報も活きるものと思います。世界の人々とは文化や言語の違いがありますが、私たちには“エネルギー”という共通の話題があります。それはまさに、人類共通言語。その共通言語によって生まれる世界中の人々とのつながりも、この仕事における喜びの一つです。

この職種に求められること

LNGの販売は、長期的な戦略をたてることが重要です。LNGの生産期間、販売期間が何十年にも及び、長期的なものの捉え方、取り組み姿勢が基本となります。短期間で具体的成果が得られることは稀であり、そのため、日々の業務を高いモチベーションをもってこなしていくのは、簡単なことではありません。求められるのは何年、何十年も先の地点から逆算して今日の仕事をマネジメントしていくこと。それを何兆円規模のプロジェクトで行っていくことにこの仕事の難しさを感じます。つい先日、LNGビジネスの経験の長いある取引先の方から「この瞬間、この1日が、後で振り返って自分自身のイクシス物語を綴る上で貴重な1ページになるはず」と伺い、節目節目で自分なりの記録を残しておくとよいと薦められました。なるほど、そういう仕事なんだなと、教えられました。

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  • 地質技術者/落合 浩志/2004年入社/新規プロジェクト開発事業本部新規探鉱ユニット
  • 油層技術者/池田 修一郎/1998年入社/評価技術ユニット油層グループ
  • ガス営業/飯田 俊輔/2010年入社/ガス事業ユニットガス企画グループ
  • 財務/西村 治毅/2008年入社/財務ユニット資金グループ
  • 情報システム/石川 寛享/2011年入社/情報システムユニット情報システムグループ
  • HSE (Health Safety Environment)/西牧 良一/2009年入社/HSEユニットHSEシステムグループ
  • ガス営業/田中 嘉雄/1998年入社/天然ガス営業ユニット天然ガス営業開発グループ
  • プロジェクト保険/会田 宜弘/2012年入社/資材・保険ユニット保険グループ

※募集職種と掲載している社員の職種は、同一とは限りません。