1年目INPEXへの入社
資材グループ配属
入社後、「資材グループ」の倉庫係に配属され、主に貯蔵品の受入れ、現場への払出し、棚卸・整理を担当しました。貯蔵品は小さな部品から大型のパイプまで多岐にわたり、受入れ・払出しではクレーンなどを使用して作業を行いました。また、棚卸では物品の名前を覚え、後の調達業務に役立てました。

INPEXに入社した若手社員たちの歩みを振り返り、
その成長の軌跡を紹介します。
新たな環境での挑戦から、日々の業務を通じて
どのようにスキルを磨き、成果をあげてきたのか。
先輩社員から受け継いだ知識や経験をもとに、
独自のキャリアを築く
若手社員たちのストーリーを通じて、
当社の文化や価値観をより深く理解することができます。
彼らの成長の過程には、努力と試行錯誤、
そして仲間との協力が詰まっています。
2015年入社
サプライチェーンユニット
サプライチェーン企画グループ
より多くの人々に関わるエネルギーに携わる仕事に興味があり、INPEXの企業理念であるエネルギーの安定供給に感銘を受け、自分もその安定供給の一部に携わりたいと思いました。
INPEXでは2026年に基幹システムの刷新を計画しており、現在そちらのプロジェクトにメンバーとして参加し固定資産の領域を中心に要件確認や関係者との調整を行っています。また、サプライチェーン企画グループでは資材系業務の統括やIT調達を担当し、文書整理や各事業所への調達業務も実施しています。
入社後、「資材グループ」の倉庫係に配属され、主に貯蔵品の受入れ、現場への払出し、棚卸・整理を担当しました。貯蔵品は小さな部品から大型のパイプまで多岐にわたり、受入れ・払出しではクレーンなどを使用して作業を行いました。また、棚卸では物品の名前を覚え、後の調達業務に役立てました。
組織再編により、資材グループは「新潟資材グループ」に改編され、そのタイミングで私は倉庫係から調達係に担当が変わりました。調達業務では、操業現場・掘削現場で必要な物品の購入手配を行っています。業務を進める中で、取引先との関わりが増え、依頼元や取引先とのコミュニケーションの重要性を感じました。
調達業務は初めてで、最初はどの案件を優先するか悩むことが多かったですが、経験を積むうちに多角的に考えるスキルが身につきました。特に取引先とのやり取りが増え、コミュニケーションの重要性を実感しました。もともと得意ではなかったコミュニケーションも、業務を通じて少しずつ向上したと感じています。
その後、新潟調達グループに異動し、固定資産業務の主務を3年、役務・工事の調達業務の主務を1年担当しました。固定資産業務では、各事業所で実施した工事や購入した物品の固定資産処理を行い、経理的な知識を得ることができました。調達業務では、役務・工事の発注を担当し、大型案件の契約や取引先との交渉を経験しました。
新しい業務に戸惑うこともありましたが、経理的な知識や調達における交渉スキルなど、これまで得られなかった知識を学ぶことができたのは大きな成果だと感じています。特に、固定資産業務と調達業務を経験することで、自分のスキルアップを実感しました。
現在、基幹システムの刷新プロジェクトに参加しています。システムに関する知識が必要なため、日々の検討を通じて自然にシステムの知識を身につけました。また、システムは自分の部署だけでなく、関係部署にも影響を与えるため、どのように裏付けを取るかを考えながらスキルアップを図っています。さらに、IT調達業務では、これまでの調達業務とは異なる契約方法や取り扱いが多く、調達スキルを磨いています。
システムに関する知識を身につけることで、プロジェクトを進めるための力がつきました。また、関係部署との調整や裏付けを考える中で、さらに多角的に物事を捉える力が養われたと感じています。IT調達においても、新しい契約方法や取り扱いの違いを学ぶことで、調達スキルがさらに向上していると実感しています。
2016年入社
操業本部
業務推進ユニット
総務統括グループ
入社の理由は、INPEXのスケールの大きさに魅力を感じたからです。エネルギー業界で社会基盤を支える仕事に携わり、世界規模で貢献できるチャンスに惹かれました。この規模感こそが自分の成長に繋がると考えています。
現在の仕事では、本部内の各種総務案件の社内決裁を担当し、新潟県内でのPA活動の推進や予算編成を行っています。また、事務所移転プロジェクトにも関わり、全体の進行管理を行っています。
プラント操業に係る各種許認可の取得・更新や用地管理を主に担当しました。関係官庁や地権者との協議を行い、円滑に業務を進めるために調整を重ねました。これらの業務を通じ、事業活動において各関係者と信頼関係を築くことに係る重要性、また、関係法令に関する知見・要件を深く学ぶことができました。
学生時代に苦手だった対人スキルをこの業務を通じてある程度克服できたと感じています。また、多くの社外ステークホルダーが当社事業に理解を示してくれたことを通じ、歴代の担当者が積み上げてきた信頼関係を実感しました。会社の看板を背負い、責任感を強く感じることができ、非常に貴重な経験となりました。
新入社員が私の部署に配属され、初めて直属の後輩社員を持つことになりました。自分自身がまだ入社3年目で経験が浅いため、後輩にとっては頼りない存在でしたが、上司や先輩のサポートを受けながら、人材育成に尽力しました。私の指導が適切であったかどうかは分かりませんが、この経験を通じて自分の業務習熟度を見直すきっかけにもなりました。
新入社員の頃に見た先輩の姿勢が、私の今後のキャリアに大きな影響を与えたように、後輩にとっても私の姿勢が今後の成長に影響を与えることを強く感じました。この経験は、アウトプットセンスを養うという観点でもプラスになり、私の姿勢が今後のキャリアに影響を与え得ることを意識しながら指導にあたりました
2020年、新型コロナウイルスの感染拡大により、赤坂本社や長岡鉱場等でBCP(事業継続計画)が発動されました。業務が制限され、プラント操業を継続するために、ゾーニングを考慮して執務エリアを区分けし、在宅勤務が導入されました。当時、在宅勤務の体制が整っていなかったため、業務上のコミュニケーションにかなり苦労しましたが、そうした慣れない環境下においても業務を滞らせることのないよう奮闘していたことを今でも覚えています。
コロナ以前の生活に戻った今、あの時の厳しい環境を振り返ると感慨深いものがあります。在宅勤務の体制が整っていなかった中での執務環境の変化は大変でしたが、今ではその経験が仕事の進め方に影響を与えていると感じています。
2023年4月に現部署へ異動し、総務案件の社内決裁、新潟県内でのPA活動の推進、予算編成等の幅広い業務に従事しています。本部内総務業務の統括部署として、長岡鉱場、南阿賀鉱場、秋田鉱場、千葉鉱場とも密接に連携して業務を遂行しています。また、事務所移転プロジェクトにも携わり、200人以上をかかえる当事務所の内装設計や契約業務をチームメンバーとともに取り組みました
前部署での経験が活かせる場面もありますが、それ以上に新しい挑戦が多く、毎日が刺激的です。異動後、業務の幅が広がり、新たな経験を積むことで、成長を実感しています。
2016年入社
操業本部
東日本鉱業所
長岡鉱場 生産グループ
プラント操業のスケールの大きさに魅力を感じました。エネルギー供給を支える重要な役割を担い、大規模な設備を運用しながら安定操業を維持する点に惹かれました。また、チームで協力し設備を管理することで、責任感と達成感を得られる仕事だと感じています。
越路原プラントで3交代勤務のオペレーター業務を担当しています。PCRでのプラント監視や現場での異常確認を行い、ポンプ点検時には予備機への切替対応を実施しています。また、定期検査時には工事業者が安全に作業できるよう養生などの準備も行っています。
入社後、本社で1ヶ月、新潟で半月の集合教育を受けた後、南阿賀鉱場に配属されました。配属後は日勤業務を担当し、工具の使い方などの基礎を学びました。その後、3交代勤務の南阿賀第一プラントで当直見習いとなり、先輩社員と行動を共にしながらオペレーターとしての基礎知識や技術を習得しました。
現場と密接に関わる機会が多く、安全かつ効率的な作業方法を実務の中で学びました。棚卸を通じて物品の理解が深まり、調達業務でどのようなものを購入すべきかイメージできるようになったことが成果だと思います。
南桑山BA-1のフローバック作業を担当し、高圧配管の敷設やJWSポンプの運転、油水の移送を実施しました。坑底の水を排水し、生産につなげるための重要な作業でした。また、南阿賀AA-15の湧水対応では、地上に噴出した湧水を止めるため、各所から応援を集め、チームで連携しながら対応を進めました。結果として、無事に湧水を停止させることができました。
フローバック作業では、高圧配管やポンプの運用を経験し、設備の扱いについて理解を深めることができました。湧水対応では、緊急時の対応力やチームワークの大切さを学ぶ貴重な機会となりました。
入社7年目に南阿賀鉱場から長岡鉱場に転勤となり、長岡鉱場では越路原プラント当直見習いとして5ヶ月勤務し、その後正当番となりました。主な業務はPCRでのプラントプロセスの異常確認や現場での確認、非定常作業が発生した際の対応です。
南阿賀鉱場と長岡鉱場では人数や規模が異なり、最初は戸惑うこともありましたが、周りのサポートや教育プログラムのおかげで、業務をしっかりと遂行できたと感じています。新しい環境での経験が自分の成長に繋がったと思います。
現場と密接に関わる機会が多く、安全かつ効率的な作業方法を実務の中で学びました。棚卸を通じて物品の理解が深まり、調達業務でどのようなものを購入すべきかイメージできるようになったことが成果だと思います。