INPEXが国内の他の石油・天然ガス開発企業や商社と決定的に異なる点。それは、日本初のオペレーターとして大規模LNGプロジェクトを推進していることです。オペレーターはプロジェクトに参加する企業群のなかで中心となり、プロジェクトをリードする存在です。他方、オペレーターを様々な形でサポートしているのがノンオペレーターです。INPEXはノンオペレーターとしても、様々なプロジェクトに参画しています。

INPEXがオペレーターを担う際のプロジェクトフォーメーション

INPEXがオペレーターの場合のプロジェクトフォーメーションの画像

オペレーター

プロジェクトに参加する企業群の中で中心となりプロジェクトの推進を担うリーダー企業。産油国との交渉やプラント設備の全体的なコンセプト設計、生産現場の操業に至るまで、プロジェクトの全てのステージに直接関わります。このオペレーターを担うために求められるのは、高い技術力とマネジメント力の証となる「実績」。そして、プロジェクトの推進を担う経験豊かな人材力です。

ノンオペレーター

権益比率に応じてプロジェクトに資金を提供し、プロジェクトが成功した場合にはリターンとして権益比率分の利益を得ます。
プロジェクトの推進にあたっては、主に資金と情報の提供という形でオペレーターをサポートしていきます。

プラントエンジニアリング会社(協力会社)

オペレーターが全体的なコンセプトを決めて設計するプラント設備。
その詳細を詰めて建設することをオペレーターから請け負うのがプラントエンジニアリング会社です。
建設フェーズでもオペレーターがプラントエンジニアリング会社と協力して全体のコスト・スケジュール管理などを行い、プロジェクトが安全かつ遅延なく進捗するように手配します。

コンサルティング会社等(協力会社)

プロジェクトの関係者間で正確かつ的確な契約を締結するために、法律のスペシャリストであるLaw Firm(外国法事務弁護士事務所)に相談することがあります。
また、LNGバイヤーや資金を提供する金融機関の求めに応じ、専門のコンサルタントに対してオペレーターがデータを提供し、発見した石油・天然ガスの埋蔵量の再評価を依頼するなど、様々なコンサルタントを起用してビジネスを推進します。

政府系金融機関/銀行(協力会社)

大型プロジェクトを成功させるためには生産施設の建設、生産井の掘削など巨額の投資が必要となります。
オペレーターやノンオペレーターの自己資金に加え、プロジェクトが生み出す利益を担保として政府系金融機関や銀行などからプロジェクトファイナンスを含めて様々な形で資金調達を行います。

鉄鋼メーカー(協力会社)

生産される石油・天然ガスを輸送するためのパイプラインの敷設や、石油・天然ガス生産のため地下深くまで井戸を掘削するために、オペレーターは鉄鋼メーカーから鋼管類の調達を行います。

保険会社(協力会社)

大型プロジェクトで使用される生産施設などは建設費用が巨額であり、事故が発生すると大きな損害をもたらす可能性があることから、これらのリスクを軽減する目的でオペレーターが中心となりロンドンマーケット(ロイズ)や大手損保会社などに対して種々の保険手配を行います。